【第8回】「心」の解像度を上げる-仏教と脳科学から考える「心」の正体

2026年9月17日付 東海愛知新聞に掲載されました。2026年2月から続く、社会脳の観点から人間関係とコミュニケーションを考える連載の第8回です。

「心」を、脳の働きとして捉え直す

本コラムでは、お茶の水女子大学・毛内拡先生の著書『心は存在しない』と、仏教の「唯識」という思想を手がかりに、「心」を脳の働きとして捉え直すと、職場の人間関係に何が見えてくるのかをお伝えしています。

自分の感情に対する解像度が低いままでは、打ち手は「精神論」に留まります。一度「あいつはやる気がない」と思い込むと、脳はその証拠集めを始めてしまう「確証バイアス」。人が辞めていく職場では、こうした見方が知らぬ間に広がっているのかもしれません。

毛内先生は、成果を「能力×脳のコンディション×環境」という掛け算で表されました。掛け算である以上、能力だけを求めても成果は上がりません。脳のパフォーマンスを高め、安心して意見が言える環境を整えること。それが、人が育つ組織の条件ではないでしょうか。

代表自身が18歳の山行で出会った不動明王の記憶から書き起こし、「見方が変われば、かかわり方が変わる。かかわり方が変われば、職場も変わります」という言葉で結んでいます。

コラム全文は、noteにも掲載しています。
https://note.com/ss_wellbeing/n/n7fa9d7d79d85

可能性教育で、企業を元気にする

当社は、脳科学・心理学・教育理論を基盤とした【可能性教育】を統一コンセプトに掲げています。

「悪人はいない、知識とシステムがないだけ」。ハラスメントも、若手の離職も、その多くは能力や人格の問題ではなく、脳の仕組みを知らないまま関わり合ってしまうことから生まれます。本コラムでお伝えした「科学的自己理解」から「相互理解」へという順番は、可能性教育の出発点です。

当社では、脳傾向性診断による「科学的自己理解」を起点に、ハラスメントのない、人が育つ組織づくりを支援する企業研修(BPI講座、感情コントロール講座など)を行っています。

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