Digital Wellbeingを意識しよう
NTTドコモ モバイル社会研究所によるとモバイル機器を持っている人のうちスマホの保有比率は次のように推移しています。 2010年 4.4% 2012年 22.9% 2015年 51.1% 2017年 71.7% 2019年 85.0% 2021年 92.8% 2023年 96.3% 因みにi-Phoneの日本発売は2008年です。今やスマホは日常生活になくてはならない存在です。とっても便利です。手放せません。「スマホがないと生きていけない」という表現も決して大袈裟でないでしょう。でも、あなたの身体がお喋りできたら「スマホを使い過ぎると生きていけない」と悲鳴をあげているかもしれません。スマホを使い過ぎによるとても恐ろしい現代病【スマホ首】をご存じですか?人間の頭は体重の10分の1です。(約4~6kg)この重さを湾曲した首の形状で支えているのです。身体の横から見ると、体の前方に向かい緩やかにカーブした後、後方に向かってカーブしています。これを生理的前弯(ぜんわん)といいます。スマホを見る時はうつむきます。長時間「うつむく」という状態は、人間の身体にとって不自然な状態です。 自然な状態ではないのです。 首を前に15度前に傾けると 約3倍の重さ12㎏~18㎏の力がかかるそうです。この不自然な状態が続くと首が伸び切ってしまい、「生理的前弯(ぜんわん)」が変形し「ストレートネック【スマホ首】」になってしまうことがわかっています。【スマホ首】になると次のような症状が出るそうです。・首や肩こり・頭痛・目の疲れ・猫背・腰痛・うつ・こころのやまい心当たりありませんか? 【スマホ首】になってないかと【スマホ使用時間】をチェックしてみませんか?【スマホ首】のチェック【スマホ首】かどうか次の方法で確かめられます。1.壁際にまっすぐ立つ2.壁に踵(かかと)とお尻、肩を付けるこのとき頭が壁から離れていると【スマホ首】に注意する必要があります。次にスマホの使用時間を確かめましょう。【スマホ使用時間】のチェック総務省によれば、1日のスマホ使用時間は、約177分(約3時間)だそうです。毎日、スマホを何時間使っているか、次の方法でチェックできます。【iPhoneの場合】1.設定(歯車マーク)をタップ2.スクリーンタイム(砂時計マーク)【Androidの場合】Digital Wellbeing機能を使う1.設定を開く2.Digital Wellbeing と 保護者による使用制限 をタップする。スマホには、使わない時間帯などが設定できる機能がついています。でも購入時には、お節介してくれません。全国各地で、通信会社はスマホの使い方教室を開いています。ここでも使い過ぎ防止機能を積極的に教えてくれるのか私は知りません。自分の身は自分で守る。デジタルデトックスも必要でしょう。デトックスとは身体に溜まった「毒」を身体から排出することです。Google社の「Digital Wellbeing」というネーミングは素敵だと思います。ウェルビーングは、心と身体の健康、そして社会的な健全性という意味で使われます。1日は24時間しかありません。スマホを使い過ぎるとどうしても削られるのが睡眠時間です。睡眠時間が減ることはスマホ首、同様に恐ろしいことです。睡眠中は、頭の中に溜まったゴミを排出しています。このゴミ「アミロイドβ」と呼ばれています。 アルツハイマー型認知症の原因という説が有力です。 睡眠がいかに重要かわかります。 自分の健康は自分で守るしかありません。必要な情報をしっかり掴み、自衛することが大切です。これからもウェルビーングに関する情報をお届けしてまいります。 /*! elementor – v3.19.0 – 07-02-2024 */ .elementor-widget-image{text-align:center}.elementor-widget-image a{display:inline-block}.elementor-widget-image a img[src$=”.svg”]{width:48px}.elementor-widget-image img{vertical-align:middle;display:inline-block}